FC2ブログ
09
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
<< >>

スポンサーサイト

--.--.-- *--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Giselle⑤(2011/2/5)

2011.02.06 *Sun
満を持して、ジゼルの横綱が登場です。
giselle7_large[1]


キャスト
Giselle;Alina Cojocaru
Albrecht;Johan Kobborg
Hilarion;Jose Martin

Pas de Six;Iohna Loots / Kenta Kura
Sabina Westkombe / Ludovic Ondiviela / Leanne Cope / Valentino Zucchetti
Myrtha;Hikaru Kobayashi

オネーギン以来ケガをしていて、シンデレラも見られなかったコジョカルですが、ケガから復帰、無事にジゼルを見ることができました。

まずはアリーナ・コジョカルについて。

ふー。やっぱりこの人もすごかった。。。

出てきた瞬間から、「そうそうそう、こんな感じのジゼルだった~♪」と、私の中でまさに王道のジゼルです。
彼女の演じるジゼルは可憐で素直で従順な感じ。アルブレヒトのこと、心から大好きという感じです。ちなみに1幕では好き、2幕では愛するという感じで、愛のスタイルが変わって行くように見えました。

1幕。
踊っていない時の演技も素晴らしいものがあります。舞台の端と端でジゼルとアルブレヒトがいるときに、お互いがお互いのことをキョロキョロ探しています。ジゼルが先にアルブレヒトのことを見つけて彼に合図を送る仕草がとってもキュート。その他、お母さんに連れられて家の中に戻ったあと、窓から顔を出してうっとりアルブレヒトと見つめ合ったりしている姿なんかは、他のダンサーではあまり見ないやり方でした。それぞれのダンサーで表現の仕方の違いを見つけると、「そういう気持ちの表し方があったのね~」と感心してしまうことが毎回たくさんあります。そういうのを見せつけられるから、同じ演目を異なるキャスティングで見たくなっちゃうんです。

アルブレヒトの婚約者、バチルドのドレスに触れるシーンも、他のダンサーとは異なるやり方でした。結構大胆に彼女のドレスを持ち上げて、自分のスカートに当ててみたり、肌触りを頬で確認したり…。こういうところの役作りが、田舎娘っぽくってすごく良い!

1幕のソロの踊りはいつもの素晴らしいバランスを見せてくれました。回転も美しかった。
片足ポワントでトントンするシーンは、いつものコジョカルとはちょっと違った様子。ケガ治ったばかりだし、あまり無理しないで欲しいと思います。
最後のフィニッシュの仕方、コジョカルの演じたいジゼルが出ていました。とても控え目で従順なジゼルでした。ここの決め方は意外とそれぞれの演じたいジゼル像が出る気がします(ちなみにヌニェスは自分の意思がしっかりあるような「どうだ、私の踊り!」という自信に満ち溢れたフィニッシュでした)。

そして圧巻は1幕最後の絶命シーン。アルブレヒトと抱き合うか抱き合わないかのその瞬間に、フッと脱力しそのまま倒れ命を落としてしまいました。このシーンがこんなにドラマチックだったのは今日見たコジョカルが初めて。素晴らしかったです。

2幕では、アルブレヒトを必死で呪いから救おうとするジゼルに泣けてきてしまいます。いつでも彼を気遣っていました。技術ばかりに目が行きがちの彼女ですが、その表現力も相当なものでした。例をあげたらキリがないのでここでは紹介しませんが。いや、ホント、すごかったです。

しかしこの人のバランスは一体どうなってるんだろうか~~~。そのインナーマッスル、お借りしたい。


お相手のアルブレヒトについて。
コボーはオネーギンの時にもそう思いましたが、一瞬見せる顔とかが、本当にうまい!狼狽させたら右に出るものはいません。正体がばれた時なんかは素晴らしかった。そしてコボーの演じるアルブレヒトは、とてもジゼルを愛している感じ。お遊びで手出しちゃったけど、結構本気で好きになりかけてるわーって時に自分の身分がバレるというタイミングに見放された人。婚約者や貴族たちに必死で取り繕うとするけど、ジゼルにどう思われるのかを同じくらい気にしている感じでした。

2幕のコボーは本当にステキだった。ウィリは幽霊だから見えるけれど、感触はないんでしょうね。でもジゼルがアルブレヒトに触れると、ハッとしたような表情で何かを感じている様子。そういう小さな表情が色々な局面で現れ、アルブレヒトとジゼルの関係が死後ようやく深い愛に結ばれているというどうしようもない悲しみを観客に感じさせました。
2人の愛が強くて、ウィリたちやミルタがまぶしそうにするシーンは、本当に二人の強い愛があふれているように見えました。愛は呪いを超えるのねー。
そしてそれがこちらにしっかり伝わってくるから感動しちゃうんだなーと思います。
IMGP2875.jpg


パドシスの蔵健太さんはすごく乗っていました。しみじみ、私、この曲とこの踊りが好きだなーと感じます。
その他、ヴァレンティノとルドヴィッチの若者2人組も活きのいい踊りで○。特にヴァレンティノくんは顔つきも魅せてくれました。

小林ひかるさんのミルタはとても威圧的。手の動き一つとっても女王の貫録があり、厳しいお方でした。

これでロイヤルのジゼルは見納めです。〆にぴったりのキャスティングでしたが、もうしばらく見られないとなると、ドッと寂しさが襲ってきます。。。
スポンサーサイト

COMMENT

本当にステキなジゼルでしたよね~。
ヌニェスさんのが凄かったので、どうかしらと思っていたら、さすが、コジョカルさんでした。はまり役という噂が真実でした。それにコボーさんのアルブレヒトがジゼルをちゃんと愛しているようで(夫婦だから当然?)、話の筋が通って良かったです。これを観ることができて心から幸せ者だと思いました。
2011/02/07(月) 07:49:49 | URL | つるびねった #Zu6GYWc2 [Edit
私もこの日観に行きました。コジョカル&コボーのジゼルは本当に泣けますね。彼ら2人だけに見られるオリジナリティが随所に散りばめられていて、彼らからは一時も目を離すことができませんでした。表情も演技も素晴らしすぎ、涙x涙でした。

管理人さんと同じく、私もジゼル狂乱+絶命のあのシーンには鳥肌と涙を押さえることができませんでした(苦笑)。。。あと2幕のコボー、ウィリの力が恐怖に思えてしまうほどコボーの演技と踊りは迫真に満ちていました。それゆえその後アルブレヒトを守ろうとするジゼルの姿には一層心を打たれまた涙(笑)。ウィリ達の力により踊らされるアルブレヒトがジゼルの墓標に一瞬手を添えた直後にジゼルが再び現れるという演出もこの2人で初めて見ました。。。素晴らしい!

今年はO2でこの二人のロミオ&ジュリエットが予定されていますね。きっとこの2人のR&Jも素敵なんでしょうね。
2011/02/07(月) 09:26:08 | URL | Surrey #- [Edit
Re: タイトルなし
つるびねったさん、こんにちは!

そうそう、本当にアルブレヒトがジゼルを愛していましたよね。私もそう感じました。
二人がしっかり愛し合っていないと、ジゼルが発狂するシーンがちょっと嘘くさくというか、なんか安っぽく感じちゃいますもんね。

ヌニェスもコジョカルもどちらも本当に素敵でした。この二人はプリンシパルの中でも頭一つ飛びぬけていますね。だから次の白鳥を見るのがとても楽しみです。でも白鳥だと、タマラも負けじとその存在を知らしめてくれるでしょうから、これまたドキドキワクワクです♪
2011/02/08(火) 02:00:33 | URL | heidilamps #- [Edit
Re: タイトルなし
Surreyさん、こんにちは。

>彼ら2人だけに見られるオリジナリティ

本当にそうでしたね!きっと二人で自宅に帰っても「ここはこうしよう、ああしよう」とぎりぎりまで相談し合っているのかなーなんて勝手に妄想しています。
墓標にタッチのシーン、Surreyさんもチェックしてましたか!私もあのシーンには驚きました。ああいう小さな演技ひとつ入れるだけでも、グッと物語の深みが増しますよね。

ロミジュリもきっと素晴らしいんでしょうね!深く愛し合う役どころをこの二人に踊らせたら(演じさせたら)、期待以上の驚きを感じさせてくれること間違いなしです。
私はO2に行ったことがないのでわかりませんが、舞台セットなんかどうするんでしょうね。あの美しいバルコニーのシーン、階段はどうやって設置するのか気になって仕方ありません。。。
2011/02/08(火) 02:17:29 | URL | heidilamps #- [Edit
コジョカルさんとコボーさんのロミオとジュリエット良かったですよ。一昨年観ました。O2ではどうなるんでしょうかね~。わたしは行かないんですけど気になりますね~。
そうそう、ABTのシオマラ・レイエスさん。わたしがバレエにはまったきっかけを作ってくれた人なんです。彼女のジュリエット(プリンシパルになる直前に)観て、ああバレエっていいなぁって思ったんです。ABTもスター・ダンサーが揃っていて、ステキな踊りを見せてもらいました。
2011/02/14(月) 05:58:32 | URL | つるびねった #oPiqAFzQ [Edit
Re: タイトルなし
わぁ、いいなぁ。ゴールデンコンビのロミオとジュリエットをご覧になったんですか。うらやましいです。つるびねったさんのコメントを読んで、2人のロミジュリを想像し一人鳥肌が立ってしまいました。きっと涙・涙間違いないですね。。。

シオマラ・レイエスさんと言うんですね。読み方が分からなかったもので(笑)。
踊りもさることながら、踊っている時の表情がすごく素敵なダンサーだった印象があります。踊るのが楽しいという彼女の気持ちが伝わってくるようでした。
ABTは今回初めて見たんですが、やはりカンパニーごとに持ち味というか雰囲気が違っていて、いろいろ面白いですね!セクシーなダンサーが多くてびっくりしました。
2011/02/14(月) 08:15:38 | URL | heidilamps #- [Edit

Comment Form


秘密にする
 

TRACKBACK

TrackBack List


Copyright © 緑の中の白い家 -バレエ日記- All Rights Reserved.
テンプレート配布者: サリイ   素材: Bee  ・・・ 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。