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This Archive : 2010年11月

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バーミンガムロイヤルバレエのCinderella(2010/11/26)

2010.11.28 *Sun
最近はやりの(?)シンデレラ。
本日はバーミンガムロイヤルバレエ、バーミンガムのホームシアター、ヒッポドロームに初めて行ってきました。
IMGP2591-1.jpg
ロイヤルオペラハウスに比べると近代的な印象ですが、こじんまりとしたすてきな劇場です。

BRBのシンデレラは今回がワールドプレミアです。現ダイレクターのデイビッド・ビントレーさんが振付、いつも見慣れたアシュトンとはどのように異なるのでしょうか。とっても楽しみです。


キャスティングは以下の通り。


Cinderella;Elisha Willis
The Prince;Iain Mackay
Skinny;Gaylene Cummerfield
Dumpy;Carol-Anne Millar
Cinderella’s Stepmother;Marion Tait
The Fairy Godmother;Victoria Marr


夫のお気に入りエリーシャと、私のお気に入りイアンのコンビです。
無題

今まで見たことがあるにはロイヤルのアシュトン版のシンデレラとENBのシンデレラです(ENBについてはほぼ記憶なし(笑))。まず、それらとの演出の違いについて。

【家族構成】

お父さんはすでに亡くなっています。義母と義姉妹の4人家族。シンデレラを助けてくれる人は家族にはいません。ひたすら虐げられるのを我慢しています。
ただ、義姉妹はコミカルな演技なので、いじめられているけれど、残酷すぎず面白く見せているので、話がわかりやすいです。
ロイヤルは頼りにならない優しいお父さんがいて、めちゃめちゃなアグリーシスターズが幅を利かせているし、ENBは義姉妹と義母が超いじわるで、冷酷でした(笑)。シンデレラがすごくかわいそうだった!


【ダンスシューズ】

亡くなったお母さんから譲り受けたキラキラの素敵なダンスシューズをシンデレラは隠し持っています。それを眺めいつか履いて踊ることを夢見ています。
しかし物乞いの老婆がシンデレラの家を訪れたとき、寒そうな裸足で靴を履いていないことに気づき、シンデレラはおばあさんにダンスシューズを渡します。受け取ったおばあさんが実はフェアリーゴッドマザーという設定。

ちなみにシンデレラ自身も1幕の家の中ではずっと裸足。貧しさが強調され、“虐げられ感”が存分に感じられます。
ロイヤルでは物乞いの女性にパンをあげていましたっけね。


【四季の精】

四季の精がシンデレラをだんだんお姫様にしていきます。花の冠をあげたり鏡を見せたり、すてきなショールをあげたり。
その過程をお手伝いするのにネズミやカエルやトカゲが登場します(確か原作にも小動物が馬車の馬になったりしてましたよね)。C2.jpg
とにかくその動物たちがかわいくて、よいスパイスになっていました。

四季の精の踊りはアシュトン版の方が私好みでした。夏の精の踊りはだんぜんアシュトンの方がすてきと思います。春はビントレーさんも良かったです。


【ジェスター】

ビントレー版には登場しません。確かにあんまりよく意味がわからない存在ですが、ダンス自体見ていてとても迫力があって好きな役どころなので、ちょっと残念でした。


【最後】

わたしはアシュトン版のシンデレラの3幕になんだか物足りなさを感じてしまいます。もうちょっと主役の二人が踊ってくれたらなーと。
ビントレーさんはそこを私好みにしてくれました!わーいわーい。

王子がついにシンデレラを見つけると、舞台は2人だけの世界になります。家族も王子のお付きの人たちもいなくなり、セットも星空か宇宙かの背景画のみになります。そんな中で二人がしっとりとパドドゥを踊ります。シンデレラの衣装もシンプルな白いドレス(ジュリエットみたいな)。愛を確認しあい、幸せに歩みだして終わりました。これは本当にすてきな終わり方でした。


続いて、ダンサーについてです。

主役のシンデレラを踊るのはエリーシャ。
1幕では貧しい中、家族にいじめられつつも一生懸命けなげに生きているというのが、よく伝わってきました。幸薄そうです、とても。打って変って2幕では元気いっぱい、舞踏会に出られて心から嬉しいし楽しんでますという感じ。でも1幕の豊かな表情から変わって、2幕はちょっと緊張しているように見えました。笑顔が若干張り付いているような。。。難しそうな踊りだったもんね。(←何様かって。)

王子役にはイアン・マッケイです。
この人、ほんと王子役似合います。背も高いし、すごくステキです。華のあるダンサーです。

主役二人のパドドゥでは、なんか結構複雑な踊りを踊っているように見えました。エリーシャはくるくると良く回っていたけれど、忙しそうにいろんな種類の回転を入れていて、ひっかかりそうなほど。自分だったらと考えると、数回まわったら足がもつれてすっ転びそうです。それでもとてもスムーズに何度も何度もまわっていました。あっぱれ~。

3幕で大きなリフトがありますが、イアンの手がちょっとだけプルプルしていて、一瞬上のエリーシャが心配になりましたが、無事成功。良かった良かった。

シンデレラの義姉妹はプリンシパルの二人がおやせさんと太っちょさんの役で登場。
C4.jpg
ロイヤルのアグリーシスターズほどアクは強くないですが、コミカルな演出でとっても見所が多かったです。

とくに太っちょさん役のダンサー、普段は筋肉質で美しいキャロルが太って見えるように肌色のボディスーツをまず身につけてからドレスを着ていました。食いしん坊でシンデレラにはいじわる、自分のことしか考えていません。踊り方もぎこちなく踊るし、本当におもしろかった!
男性のキャラクターアーティストでなくてもこんなにコミカルに踊れるのかと驚いてしまいました。

春の精には平田桃子さん。彼女は今回シンデレラ役も踊るそうです。春の精らしく軽やかで機敏な踊りを見せてくれました。4人の中でもいちばんキレイでした。

ダンスマスターのアレクサンダー・キャンベルは相変わらずのキレキレの踊りで見ていて気持ちが良い。

あと、コールドで踊る女性陣の中に、セリーヌ・ジッテンがいましたが、すごく目立っていた。一人だけ足がびょーんと上がっているし、顔の表情も豊か。いいダンサーです。群舞ではもったいない。


いやあ、ビントレー版シンデレラ、最高の出来です。
私はアシュトンよりもずっとこっちのが好きです。いつもBRBは演出がいいなーと思います。

そういえば、カメラ数台で録画をしていました。これがDVDになるなら、絶対欲しい~!
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